肝には○○の味で食養生を!
東洋医学では、春は【肝】の働きが活発になる季節と言われています。
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東洋医学で考える 肝 の働き
・精神を安定させる
・自律神経を整える
・血の貯蔵
・筋肉や目の機能を養う
などといった働きをしています。
(結構大事な役割をしてくれていますね!(‘ω’)ノ)
肝の働きに異常をきたすと、
・精神が不安定
・自律神経の乱れによる不調
・生理不順などの生理のトラブルなど
・筋肉(肩こりなど)や目が疲れやすい
などの不調が表れやすくなります。
あなたはどのタイプ?
同じ【肝】のタイプでも、
エネルギーが足りない虚証タイプと、
エネルギーが滞って上昇する実証のタイプに分けられます。
【肝】の元気が足りないタイプ[虚証]
・めまい
・ドライアイ、目のかすみ
・筋肉のけいれん、しびれ
・疲れやすい
など
ストレスや疲労、不規則な食事など、冬の養生が足りないと【肝】の血が不足しがちに。
目や筋肉の働きを担っている肝が弱ることで、症状が表れます。
また【肝】の機能が低下すると気の上昇も足りなくなるので、
元気がない、やる気が起きないといったうつ気味の症状や、不安、不眠などの症状が現れます。
このタイプの養生は、「血を補う」「肝を養う」ことが大切になります。
赤い、黒い食べ物や、血を補うドライフルーツや魚介などを食事に取り入れるようにしましょう。
・クコの実
・なつめ
・プルーン
・黒ごま
・あさり、しじみ、ハマグリなどの貝類
・カツオ
など
△米山も大好きなクコの実となつめ
エネルギー滞りのタイプ[実証]
元気不足とは反対に【肝】の気が滞ることで、気が上半身に上昇し溜まりやすくなると、
・イライラしやすい
・情緒不安定
・月経不順
・怒りやすい
・不眠
・お腹が張りやすい
・頭痛
など
といった症状が現れます。
このタイプは、上昇し過ぎてしまった気を降下させ、【肝】を落ち着かせることが必要です。
・【肝】を鎮める香りの強い食べ物や酸味のあるものがオススメです。
・セロリ
・みょうが
・ニラ
・春が旬の山菜
・みかん、グレープフルーツ
・梅干し
・お酢
など
※唐辛子、ニンニクなどの刺激物は、余計に症状を強めることもあるので、ほどほどに!
ご自分はどのタイプに当てはまりそうですか?
体に良いからといって、もちろん食べ過ぎは禁物です(笑)
少し意識して摂ってみてくださいね(^o^)
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